弊社のNotes/Domino開発tipsの概要をお届けするブログの第169回目です。次回の配信は2024年7月29日(月)10時頃を予定しています。

配信概要

次回の配信は、文書を参照する権限についての話題です。
文書に読者フィールドが設定されている場合、読者フィールドの値に設定されたユーザーだけが文書を閲覧出来る権限が与えられます。
読者フィールドは複数値を設定することがあります。
複数値は”,”や”;”で区切ることが出来ますが、そもそもフィールドの設定で複数値を許可していないと効果は発揮されないどころか、一つの値として認識されてしまうため、設定したつもりのユーザー全員が文書を閲覧出来ないということになってしまいます。
記事では文書が正しく参照できない時はどこを確認するべきかを解説します。

サンプルコード

サンプルコードは、指定したNotes DBの文書内の全読者フィールドをチェックしてどのような値になっているのかを画面に表示するというものです。
複数値は改行して表示するようにしているのが特徴です。下図のように”,”で区切られて表示している場合はフィールド自体は複数値になっていないと言うことを意味します。

サンプルコードを実行したところ(読者フィールドの値が複数値になっていない)

本サービスについて

本サービスは有償サービスです。1名様からのご利用が可能となっています。
配信を受けるにはNotesクライアントもしくはNomad Mobile、Nomad Webが必要です。
詳細については、Notes/Domino開発tipsサービスをご参照ください。