弊社のNotes/Domino開発tipsの概要をお届けするブログの第4回目です。
次回の配信は2021年4月26日(月)10時頃を予定しています。

配信概要

今回はACLエントリーの特権情報を調査する方法の紹介です。
特権情報とは、アクセス権のうち、文書の作成・文書の削除・フォルダ/ビューの作成・エージェントの作成・文書の複製またはコピー等についての細かい権限のことを指します。
Notes DBはアクセス権によって、権限を付与できる箇所が異なっており、単純に「作成者」だから~とか「編集者」だから~とかいうことが言えないようになっています。
そういったことの解説やプログラムでの確認方法について紹介します。

記事の一部(ACLの特権情報の説明)

LotusScript

前回の配信では@関数によるNotes DBのアクセス権(特権情報含む)を調査する方法でしたが、今回はLotusScriptを使った方法を紹介します。
@関数とLotusScriptでは、実行できることが若干異なります。
例えば、@関数ではアクセス権と特権情報の調査は同じ関数を使って行えますが、LotusScriptでは異なるメソッドでの実行になります。
また、@関数の場合、現在のユーザー(自分自身)しか調査できませんが、LotusScriptの場合は任意のユーザーの情報も調査できます。
記事ではLotusScriptのメソッドの利用方法について、引数や戻り値を含めて詳しく解説します。特に戻り値を利用するためにはビット演算が必要になってきますので、その方法についても実例を交えて解説します。

サンプルコード

今回もサンプルコードがついてきます。このサンプルコードは配信用のNotes DB上でも実行できますし、コードだけをダウンロードできるため、ご自身の環境に移設してカスタマイズすることも可能にしてあります。
さらに、記事の内容について不明なところがあれば質問をすることも可能です。弊社エンジニアが調査・分析をして回答を行います。

実行結果(Notes DBで指定したユーザーに割り当てられている特権情報を表示)

詳細情報

本サービスは有償サービスです。1名様からのご利用が可能となっています。
詳細については、Notes/Domino開発tipsサービスをご参照ください。